私が少年事件に力を入れている理由
私は、子どもの権利を守りたいという思いから、法曹の道を志しました。
子どもは、大人と比べて、自分の思いをうまく言葉にできなかったり、自分では置かれている環境を変えることが難しかったりします。そのため、大人が適切に話を聞き、支えていくことが必要な場面が少なくありません。
少年事件でも同じです。
私は、少年が起こした出来事だけを見て判断するのではなく、その背景にどのような事情があったのか、どのような思いを抱えていたのかを丁寧に理解することが大切だと考えています。
もちろん、非行を正当化することはできません。しかし、背景を理解することではじめて、同じことを繰り返さないために何が必要なのかが見えてきます。
私は、一つひとつの少年事件に真摯に向き合い、少年本人と保護者の方が前を向いて歩んでいけるよう支援したいと考えています。
少年一人ひとりの背景に向き合います
私はここは、「背景を見ること」と「背景を知る目的」を明確に分けたいです。
少年一人ひとりの背景に向き合います
少年事件では、同じような非行であっても、その背景は一人ひとり異なります。
家庭環境や学校生活、友人関係、将来への不安、誰にも相談できなかった悩みなど、様々な事情が積み重なった結果として、非行に至ってしまう少年も少なくありません。
もちろん、非行という結果については、少年自身が責任を持って向き合う必要があります。しかし、私は、起きた出来事だけを見て少年を判断したいとは考えていません。
まずは少年本人のお話を丁寧に伺い、「なぜその行動に至ったのか」という背景を一緒に考えることを大切にしています。
背景を理解することは、非行を正当化するためではありません。同じことを繰り返さないために、何が原因だったのか、これからどのような環境や支援が必要なのかを考えるためです。
一人ひとり異なる事情にしっかりと向き合い、少年本人が前を向いて歩んでいけるよう支援していきます
私はこれまで、多くの少年事件で付添人を務めてきました。その経験を通じて強く感じているのは、少年事件は、事件の内容だけを見ても解決しないということです。
同じ非行であっても、その背景には、家庭環境、学校生活、交友関係、本人の性格や悩みなど、一人ひとり異なる事情があります。
だからこそ、私は「何をしたのか」だけではなく、「なぜその行動に至ったのか」という背景に特に目を向け、少年本人や保護者の方と一緒に、更生に向けた道筋を考えることを大切にしています。
今回の出来事を一時的な問題として終わらせるのではなく、少年本人と保護者の方がこれからの人生を前向きに歩んでいけるよう、その道のりを支えていきたいと考えています。
保護者の方とともに更生を支えます
少年事件では、少年本人だけでなく、保護者の方の関わりも非常に重要になります。
実際に保護者の方からお話を伺うと、「どう接すればよいのか分からない」「厳しく叱るべきなのか、それとも見守るべきなのか分からない」と悩まれている方も少なくありません。
また、今回の出来事をきっかけに、ご家庭での生活や親子の関わり方を見つめ直す必要が生じることもあります。
私は、少年本人だけでなく、保護者の方とも継続的にお話を伺いながら、ご家庭の状況に応じて、これからどのような取組をしていくことが望ましいのかを一緒に考えていきます。
起きてしまった出来事を変えることはできません。しかし、この出来事をきっかけに、親子で将来について考え、より良い環境を築いていくことはできます。
少年本人の立ち直りを支えるためには、保護者の方の支えも欠かせません。私は、保護者の方とともに、お子さまの更生に向けた一歩を歩んでいきたいと考えています。
親子の架け橋となります
少年事件では、少年本人だけが変わろうとしても、保護者の方だけが頑張ろうとしても、十分な更生につながらないことがあります。
私がお話を伺う中で感じるのは、少年本人と保護者の方が、それぞれ相手を思っているにもかかわらず、お互いの気持ちがうまく伝わっていないケースが少なくないということです。
私は、少年本人の味方であると同時に、保護者の方の味方でもあります。そして、親でも学校でもない第三者だからこそ、それぞれのお話を冷静に伺い、お互いの思いや考えを整理するお手伝いができると考えています。
ときには、少年本人に耳の痛いことをお伝えすることもありますし、保護者の方に対して、お子さまとの関わり方について率直にお話しすることもあります。しかし、それは誰かを責めるためではなく、親子が同じ方向を向き、将来に向けて前に進むためです。
少年本人と保護者の方が互いに理解を深め、「これからどうしていくか」を一緒に考えられる関係を築くことが、更生への大切な一歩になると私は考えています。
当事務所が目指す少年事件の弁護
家庭裁判所での手続が終わることが、少年事件のゴールではありません。
本当に大切なのは、少年本人が今回の出来事と向き合い、家族や周囲の支えを受けながら、自分らしい人生を歩んでいけるようになることだと考えています。
そのためには、少年本人の努力だけでなく、保護者の方の理解や協力も欠かせません。
私は、付添人として法的な手続を進めるだけではなく、少年本人と保護者の方が同じ方向を向き、将来に希望を持って歩んでいけるよう支援したいと考えています。
一つひとつの事件に真摯に向き合い、今回の出来事が、少年本人とご家族にとって新たな一歩となるよう、全力でサポートいたします。
お子さまの将来のためにも、まずはご相談ください
少年事件は、起きてしまった出来事だけで少年の将来が決まるものではありません。
今回の出来事をきっかけに、少年本人や保護者の方が前を向き、新たな一歩を踏み出せるよう、最後まで寄り添いながらサポートいたします。
お子さまの将来についてご不安なことがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
